陰部の黒ずみや色素沈着は、女性にとって悩ましいトラブルの一つです。
陰部は皮膚が薄くデリケートなため、適切なケアを行わないと、黒ずみができたり、かゆみや痛みを引き起こすことがあります。
セルフケアでも、色素沈着はなかなか改善されないことがあります。
そのため、専門の美容クリニックでレーザー照射を受けることをお勧めします。レーザー照射により、肌の深部に色素沈着が起きている部分を破壊することができます。
レーザー照射について
デリケートゾーンの黒ずみ改善に使われるレーザーは、自然界にある光とは違い、人工的なものです。
波長がシンプルで一定方向へ働く特徴がありますが、調整を行いながら施術に使います。この波長を短くすると深い部分のメラニン色素に、長くすると広く浅い部分のメラニン色素に働きかけることが可能です。
おすすめはココ
最新レーザー機器の導入も進んでおり、湘南美容クリニックが日本で最初に導入したジュリエットレーザーは、デリケートゾーンの黒ずみ解消に効果的な最新機器です。
女性医師が施術するため、女性特有の悩みにも対応してくれます。また、施術時間は1ヶ所辺り約10分程度であり、麻酔クリームやテープを使用することで、痛みをほとんど感じない施術も可能です。
その他の対処法
レーザー照射以外にも、色素沈着を改善する方法があります。ただし、セルフケアによる改善には時間がかかるため、焦らずに取り組むことが大切です。
正しい洗い方を心掛ける
陰部の正しい洗い方を守ることが、色素沈着改善につながることがあります。アルカリ性の石鹸を避け、弱酸性の石鹸を使用するようにしましょう。また、洗い方についても注意が必要です。陰部はデリケートな部分であり、傷つけないように優しく洗うことが大切です。
石鹸やボディソープは手や泡立てネットで泡立てたものを使用し、指の腹を使って傷つけずに洗います。クリトリス周辺や大陰唇と小陰唇の間は入り組んだ形状になっているため、細かい部分に垢や汚れがたまりやすく、しっかり洗う必要があります。陰核、性器部分、会陰部分を洗っていき、最後に肛門を洗うとよいでしょう。
適切な下着選びをする
下着の選び方も、色素沈着改善に影響を与えます。ナイロンやポリエステル素材の下着は通気性が悪く、蒸れやすいため、黒ずみや色素沈着を引き起こす原因になります。代わりに、綿素材の下着を選ぶようにしましょう。また、きつすぎないサイズを選び、毎日清潔に保つことも大切です。
適度な保湿を心掛ける
陰部は皮膚が薄く、乾燥しやすいため、適度な保湿が必要です。ただし、オイル系の保湿剤は避け、水分を保つタイプのものを選びましょう。また、化粧水や乳液など、普段から肌のお手入れをすることも大切です。
まとめ
陰部の黒ずみや色素沈着は、レーザー照射が効果的な対処法です。また、正しい洗い方や下着選び、適度な保湿を心掛けることで、改善につながることがあります。
しかし、セルフケアによる改善には時間がかかるため、焦らずに取り組むことが大切です。