ミレーナとは、合成黄体ホルモンであるレボノルゲストレルを子宮内に直接放出する子宮内避妊システムです。2007年に避妊薬として国内で承認され、2014年9月から過多月経の治療に対してミレーナが保険適応となりました。
一般的にはT字の器具(ミレーナ)を子宮内に装着しますので、エステ施術を受ける時などはミレーナの離脱が懸念されたりもします。
痩身エステで人気のマシン「ハイパーナイフ」による施術はどうなのでしょうか?
1ヶ月は避ける
結論としては、ミレーナを装着していてもハイパーナイフは受けられます。
多くの痩身サロンでは1ヶ月が経過していて 出血・違和感がなければOKという感じです。
逆に言えば、1ヶ月は避けた方が良いでしょう。ミレーナが正しい位置に定着するための期間です。
取れたりしない?
ハイパーナイフを受けていて「ミレーナが取れてしまうのでは?」「出血してしまうのでは?」という懸念もありますが、ハイパーナイフはあくまでもお腹の上から温めてマッサージをする施術です。
もともとミレーナは避妊具であり、だいたいの人は、1ヶ月(早くて1週間)で性交渉も可能になります。
それに比べれば、ハイパーナイフの方が安全な行為です。
ちなみに出血に関しては、もともと少し出血していた場合に、ハイパーナイフで代謝が上がって血が出てきた!というケースは知っています。が、ハイパーナイフで傷ついたわけではありません。大丈夫です。
(※そもそも わかるほど出血してたら施術NGです。)
理想は1ヶ月後の検診で確認
ミレーナ装着の1ヵ月後に検診があります。ここで正しい位置に定着しているのかを確認します。
この時に、担当の医師に「痩身エステを受けられるかどうか?」を確認しましょう。
医師から許可をもらっていれば、サロン側も安心です。
ハイパーナイフは有名なので、知っている医師は多いと思います。
通じない時は『高周波エステ』『ラジオ波エステ』で良いと思います。