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脂肪冷却(クールスカルプティング)をおすすめできない人【効果の出ない場合】

今日は脂肪冷却(クールスカルプティング)について、効果が期待できない場合についてお話ししましょう。

この施術は素晴らしい結果をもたらすことがありますが、すべての人に適しているわけではありません。

事前に脂肪の状態を評価してもらうことが大切です。

 

内臓脂肪が多い人へのアドバイス

脂肪冷却は皮膚表面から冷やしていくため、内臓脂肪にまでは冷却効果が及びません。

『皮下脂肪』を落とすための施術です。

また、筋肉中に脂肪ができる【異所性脂肪】にも効果が出にくいです。

事前のカウンセリングで、どの部位の脂肪が多いのかを測ってもらいましょう。

 

筋肉太りの方への提案

脂肪ではなく『筋肉が肥大化して』太っていることもあります。

脂肪冷却で到達する4℃は筋肉は凍らせることはできません。

特に スポーツをやっている方・ヒールを履くことの多い方は、どうしてもふくらはぎの筋肉が発達し、筋肉太りしてしまう傾向にあります。

筋肉太りの場合、通常のダイエットでも落としにくいので、ボトックス注射もおすすめです。

 

顔痩せしたい人

クールスカルプティングは、専用の小さいプローブを使うことで、顔にも施術できます。

二重顎やフェイスラインについた脂肪もピンポイントで落とせます。

しかし、顔の脂肪冷却は思った以上に落ちてしまうリスクもあります。

結果『痩せこけた印象』になってしまいます。しかもリバウンドもしません。

顔痩せは、脂肪溶解注射(BNLS)などで少しずつ落としていく方が失敗のリスクがありません。

 

脂肪が多すぎる場合の注意点

脂肪冷却はある程度の脂肪を対象にしていますが、あまりにも脂肪が多い場合、一度の施術では期待通りの結果が得られないことがあります。

BMIが25.0以上のクライアントには、複数回の施術が必要になることがあります。

必要な回数を計画しましょう。

 

【補足: ハイパーナイフと脂肪冷却の組み合わせ】

脂肪細胞を小さくするために、脂肪冷却前にハイパーナイフなどの高周波エステ機器を検討することができます。

これにより、脂肪冷却の効果を向上させることができます。ハイパーナイフは脂肪細胞の減少をサポートし、施術の成功確率を高めてくれます。

 

まとめ

脂肪冷却は素晴らしい方法であることが多いですが、効果が期待できない場合もあります。

実際に当てはまるかどうかはカウンセリング時に測定してもらったほうが確実です。

良いクリニックでは、太り方にあった別のメニューを提案してくれます。

 

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